クレジットカード現金化をしてみようかなと思っていろいろと調べていると、身分証の提示や本人確認を必要としている現金化業者がほとんどであることに気がつくかと思います。店舗型ならある程度個人情報の行く末を自分の目で確認することができますが、ネット専業の場合はそうもいかないため、提出を渋ってしまうこともおそらく多いことでしょう。できれば身分証を出さずに現金化できる方がいいしそのような業者を選ぼう、このように思うこともあるかもしれません。
しかし実は、クレジットカード現金化を行う際には身分証での本人確認を実地していない業者の方が危険な場合が多いのです。これはなぜかと言うととても簡単な理由で、本人確認をしなければならないと法律で定められているためです。クレジットカード現金化というのカードで購入した商品を買い取ってもらう買取型と、業者によるキャッシュバック型の2つの種類があります。この2つのうち買取型については、リサイクルショップなどと同様で自分が買った商品を買い取ってもらうというフローが発生する都合上、古物営業法に則る必要が生じます。この古物営業法には、買取をする際には本人確認をしなくてはならないという内容があるため、従っていない業者は法律違反となってしまいますから、危険な業者といっても過言ではないということになるわけです。
ではキャッシュバック型ならば本人確認は不要なのかと思うかもしれません。確かにキャッシュバック型は商品のやり取りが発生しないので、本人確認の必要はありません。しかし身分証を提示する理由には、クレジットカードの不正利用を防ぐという名目もあるので、きちんと本人確認をしている方がむしろ安全な場合が多いといっていいでしょう。ちなみに不正利用を防ぐというのは、例えば盗まれたカードで現金化をしようとする悪い人がいた場合、本人確認がなければそのまま現金化ができてしまいます。しかし身分証を提示するようにしておけば、申込みをしているのが本人ではないことがわかるため、トラブルに発展するリスクを回避することができるというわけです。
きちんと調べて安心して利用できそうなクレジットカード現金化業者ならば、こちらも身分証を提示してお互いに安心できる取引を成立させたいものですね。
